巨乳・美乳のアイドル&AV女優の歴史~50年を振り返る
巨乳・美乳のアイドル&AV女優の歴史
巨乳・美乳のアイドル&AV女優
一世を風靡した巨乳・美乳のアイドル&AV女優たち。その50年の歴史を振り返ります。
1960年代
1967年 『11PM』がボインを流行らす
深夜番組『11PM』で、司会の大橋巨泉が朝丘雪路の胸を「ボイン」と呼び、これがきっかけで「ボイン」は子どもたち子供たちにまで広がる流行語となる。
・アメリカの精神科医(ストラスマン博士)が『バストサイズと性格および知能の関係』という研究を発表し、「胸が大きな女性は知能指数が低い」といった俗説が流れ始める。
1970年代
1970年代前半 “アイドル”という概念が日本に生まれる
当時のアイドルに求められたのは清純、処女性
性的な魅力を強調する巨乳はマイナスイメージがあり、不必要なもの。小学生の男の子は、胸が大きな女の子に対して「ボイン」「デカパイ」「ホルスタイン」と言ってイジめ、胸の大きな女の子はコンプレックスを持つという不幸な時代
1975年 アグネス・ラムが登場
1975年にアグネス・ラムが登場。小麦色に焼けたハワイ出身の巨乳のアイドルは、これまでの日本にまったくない美しさ、かわいさ、エロティックさを鮮烈に打ち出した。
ハワイという開放感、よく日に焼けた美巨乳でビキニ姿のかわいさは健康的で美しく、当時の人気のバラエティ番組『8時だよ全員集合』にアグネス・ラムが出演することで、子どもたちの間にも人気が高まり、グラマラスなアイドルとして新しく誕生。元祖巨乳アイドルは、初代クラリオンガールのアグネス・ラム(B90・W55・H92)である。
1976年 ピンクレディがデビュー
1977年 和製の巨乳アイドル第1号 榊原郁恵がデビュー
1970年代後半に榊原郁恵、1980年代前半に河合奈保子が登場。人気を集めるが、胸の大きなアイドルはまだ市民権がなく、トップには立てない宿命にあった。
1977年、アダルト雑誌『月刊バチェラー』が創刊。巨乳(主に白人女性)を専門とする巨乳美女のエロ本は徐々に、日本人男性に浸透。
1977年、ハウス食品のテレビCMで、子どもが「デカプリン」と叫ぶと、当時の人気アイドル、大場久美子が恥ずかしそうに胸を押さえるシーンがあり、胸が大きくてかわいい女の子が好印象を持たれるきっかけに。
1978年、石野真子デビュー
榊原郁恵・大場久美子と「新三人娘」の時代へ
1980年代
1981年にアダルトビデオ(AV)が誕生
胸の大きな女性がエロティックで美しいセックスを見せることで、巨乳の女性が人気を集めることに。
樹まり子 いとうしいな 卑弥呼
1980年代、AV界では樹まり子、いとうしいな、卑弥呼など美巨乳系の女性が次々とAVデビュー。正常位や騎乗位、後背位で、形のいい大きな乳房が揺れるセックスシーンは鮮烈な性的興奮を多くの男性に与え、「彼女にするなら(セックスするなら)美巨乳・爆乳」といったイメージを焼き付けることになる。
1980年 松田聖子・河合奈保子・柏原よしえがデビュー(新々三人娘)
1984年 菊池桃子がデビュー
1985年 おニャン子クラブがブーム。堀江しのぶが人気
1986年 おニャン子全盛期
アイドルブームがピークに
国民的美少女・ゴクミが登場
1989年 CoCo(ココ)がデビュー
下着のCoco
1989年 松坂季実子が登場
元号が昭和から平成に変わった直後。バストのサイズが110センチという、GカップのAV女優、松坂季実子が登場。村西とおる監督作品『でっか~いの、めっけ!!』など、巨乳系の女性作品が爆発的な売り上げを記録。
AP通信が、松坂季実子の人気ぶりを世界に配信するなど、これまで日陰の存在、「暗い」「反社会的」「恥ずかしい」「裏もの」といったアダルトビデオが市民権を獲得し、“巨乳”という新たなキーワードが誕生した。
“巨乳”が世に浸透
胸の大きな女性を指し示す言葉「ボイン」「デカパイ」は、性的に興奮するも、「胸の大きな女は頭が悪い」「恥ずかしい」といったマイナスイメージだったが、“巨乳”の登場で、胸の大きな女性にはアイドル性や性的な魅力、セクシーさが備わっているというプラスのイメージに変換されることになった。
“巨乳”が世に浸透したのは、松坂季実子の出現以降のこと。AV界だけでなく、芸能界でも1984年に堀江しのぶがデビュー。
1980年代に活躍したAV女優
1984年にAVデビュー
川島和津実(かわしまあづみ)
1986年にAVデビュー
秋元ともみ(あきもとともみ)
1986年にAVデビュー
村上麗奈(むらかみれな)
1980年代後半~1990年代前半
後藤えり子(ごとうえりこ)
1985年にAVデビュー
菊池えり(きくちえり)B94の美巨乳
1986年~1992年ごろ
かわいさとみ
1986年にでAVデビュー
小林ひとみ(こばやしひとみ)
1987年にAVデビュー
冴島奈緒(さえじまなお)
1989年にAVデビュー
樹まり子(いつきまりこ)
1988年に唯一のAV作品「処女宮 うぶ毛のヴィーナス」に出演
葉山レイコ(はやまれいこ)
1988年にAV女優デビュー
豊丸(とよまる)
1989年にAVデビュー
いとうしいな
1980年代後半を代表するアイドルAV女優の一人
東清美(あずまきよみ)
1980年代後半~90年前半
庄司みゆき(しょうじみゆき)
1989年にAVデビュー
工藤ひとみ(くどうひとみ)
松坂季実子(まつざかきみこ)
1980年代~2000年代
林由美香(はやしゆみか)
1990年代
「かとうれいこ」がデビュー
1990年には第16代クラリオンガールに選ばれた「かとうれいこ」がデビュー。芸能事務所『イエローキャブ』は、細川ふみえなど、巨乳路線ブームを巻き起こしていく。
Gカップの巨乳
1989年 90年クラリオンガールに、かとうれいこが選ばれる。B86センチ、Gカップの巨乳と抜群のプロポーションで人気。
雛形あきこ
1990年代前半には、雛形あきこ(B83・W57・H85)が登場。前屈姿勢の『雛ポーズ』が人気。
90年代後半には、浅田好未と西本はるかのコンビで結成された、グラビアアイドルとお笑い芸人の折衷型のタレントも登場。その後、西本はるかAV女優として再デビュー。
佐藤江梨子 井上晴美
1990年代では、佐藤江梨子(B90・W56・H91)、優香(B87)、井上晴美(90年デビュー、B88)、乙葉(B89)、C.C.ガールズ(青田典子、B88)、黒田美礼(B95)、小池栄子(B91)といった巨乳系のタレントが人気を集める。
飯島直子のブーム
一方で、癒し系の女性タレントも人気。1994年に缶コーヒーのCMで、ほんわかとしたキャラで飯島直子のブームが巻き起こる。ホリプロ初のグラドル・優香が元祖癒し系グラドルとして登場。アイドル、グラビアアイドル、グラドル界は多様化が進み、井川遥や乙葉などの多彩なグラドルが登場していく。
1990年 「3M」
3M(宮沢りえ・牧瀬里穂・観月ありさ)が人気。宮沢りえのふんどしビキニ
1992年 飯島愛の「Tバック」
1995年 雛形あきこ
グラビアアイドルの花、雛形あきこが登場
丹下桜が登場
1996年 アムラー
広末涼子、安室奈美恵、SPEEDの時代。アムラーが街にあふれる
1998年 優香デビュー
グラビアアイドルがアイドルの主流となる
1998年 モーニング娘
モーニング娘が登場。初代リーダーは中澤裕子
小倉優香も可愛い
1990年代に活躍したAV女優
1990年にAVデビュー
卑弥呼(ひみこ)
あいだもも
希志真理子(きしまりこ)
白石ひとみ(しらいしひとみ)
星野ひかる(ほしのひかる)
桜樹ルイ(さくらぎるい)
1991年にAVデビュー
朝岡実嶺(あさおかみれい)
伊藤真紀(いとうまき)
きららかおり
1992年にAVデビュー
浅倉舞(あさくらまい)
飯島愛(いいじまあい)
1993年にAVデビュー
美里真理(みさとまり)
1994年にAVデビュー
可愛ゆう(かわいゆう)
1995年にAVデビュー
岡崎美女(おかざきみお)
憂木瞳(ゆうきひとみ)
夕樹舞子(ゆうきまいこ)
小室友里(こむろゆり)
1999年にAVデビュー
長瀬愛(ながせあい)
2000年代
ほしのあきがブレイク
2000年代には、“最年長グラドル”として、ほしのあきがブレイク。01年には井上和香(B88)、森下千里(B88)、02年は熊田曜子(B92)、03年は愛川ゆず季(B100)、04は手嶋優(B95)がデビューしている。
小向美奈子
2010年代には小向美奈子が登場し、「巨乳」は完全に市民権を獲得していく。
小倉優子
天然キャラのグラドルも人気。「こりん星(こりんせい)」という星からいちごの馬車でやってきた「りんごももか姫」であると自称する小倉優子が2000年代に登場。
巨乳の女子アナ
また、巨乳の女子アナも人気。秋元優里アナ(慶大卒でFカップ)、加藤綾子アナ(Eカップ)、杉浦友紀アナ(NHK)、千葉雅美アナ(NHK)、林みなほアナ、大橋未歩アナといった局アナがグラドル化。
巨乳が“女性の憧れ”へ
性的好奇心で見られがちだった巨乳女性が男性だけでなく、“女性の憧れ”へと変化。昨今は豊胸施術や胸を綺麗にすることに多くの女性が関心を持つようになった。
2002年「着エロ」ブーム
2003年 童顔巨乳アイドル全盛期 グラドルの高齢化も
2005年 相澤仁美が登場
2007年 ほしのあき、史上初の三十路グラドル
2009年 小向美奈子がブレイク
2010年 AKB48大ブレイク(デビューは2005)
※恵比寿マスカッツAV女優初のベストテン入り
2011年 AKB48レコード大賞
2012年 前田敦子AKB48卒業
2013年 指原莉乃AKB総選挙1位
2014年 筧美和子ブレイク
2018年 松坂季実子が静かなブレイク
2000年代に活躍したAV女優
2000年にAVデビュー
奥菜つばさ (おきなつばさ)
安倍なつき(あべなつき)
及川奈央(おいかわなお)
2001年にAVデビュー
黒沢愛(くろさわあい)
早坂ひとみ(はやさかひとみ)
2002年にAVデビュー
美竹涼子(みたけりょうこ)
小沢菜穂(おざわなほ)
蒼井そら(あおいそら)
高樹マリア(たかぎまりあ)
紋舞らん(もんぶらん)
白石ひより(しらいしひより)
南波杏(なんばあん)
春菜まい(はるなまい)
2003年にAVデビュー
吉沢明歩(よしざわあきほ)
古都ひかる(ことひかる)
2004年にAVデビュー
夏目ナナ(なつめナナ)
2005年にAV女優デビュー
麻美ゆま(あさみゆま)
みひろ
2007年にAVデビュー
琴乃(ことの)
明日花キララ(あすかきらら)
2009年にAVデビュー
桜ここみ(さくらここみ)
原紗央莉(はらさおり)
2010年にAVデビュー
希志あいの(きしあいの)
春菜はな(はるなはな)
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません