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タイで婚活?バンコクの恋愛カフェ「テーメーカフェ」の真実

2018年8月20日

バンコクの裏ナイトスポット「テーメーカフェ」。定番の夜遊びスポット「ゴーゴーバー」よりも安く、「素人」の可愛い女の子に出会えるとあって、日本人男性だけでなく、最近は欧米人や中国、韓国、台湾人にも人気のカフェだ。

 

集まってくるタイ人女性たちは20~30歳がほとんどで、「AKB48」や「乃木坂46」といったアイドルに似た女の子や、グラマラスでセクシーな美女も多く、全員が援助交際希望。

 

一回当たりのセックスの料金相場が7000円~。コスパ抜群ということで日本人男性に人気のカフェだ。いわゆる「援交カフェ」だが、ここに集まるタイ人女性や、日本人男性の本音を聞いてみた。

 

■テーメーカフェの行き方、場所、営業時間、料金

・場所(行き方)

BTS「アソーク駅」と「ナナ駅」のあいだ

スクンビット通り沿いにあるホテル「ルアムチット・プラザホテル」の地下1階  

・営業時間

夜20時~翌深夜02時ごろまで

(ピークは21時~翌1時ごろ) 

・料金

入店料は、ドリンクだけ(約300円~) 

テーメーカフェとは?

出会い系(援助交際)カフェ&バー 

バンコクにある出会い系(援助交際)カフェ&バーのこと。「テーメー」「テルメ」と呼ばれている。

数多くのタイ人女性たちが壁を背にして、店内をぐるりと立ち並び、男たちがその前をドリンク片手に物色しながら女の子を選ぶ。

気に入った女の子がいたら、誘い出し、料金を決めるなどして店外へ。 

立派な売春だが、警察に賄賂が渡されているため、誰ひとり逮捕されることはない。

警察が突然に乱入し、逮捕されることがない。ただ、同じことをしても、スクンビット通りの路上では逮捕される。

恋愛、恋人を求める女性はほぼ皆無 

すべての女の子たちはセックスを前提に、お金をもらう意思で来ている。お金が目的であり、恋愛、恋人を求める女性はほぼ皆無。

詳しくは、

タイ・バンコクの恋愛スポット!「テーメーカフェ」の遊び方~料金相場、知っておくべきポイント、交渉術など 

1  テーメーカフェに集う日本人男性たち

肩書に関係なく、裸の気持ちで向き合える 

A君は25歳。東京の医大生。身長が175センチで、筋肉質。なかなかのイケメンである。こんな援交カフェに来なくても日本で十分にモテると思われる。なぜ、わざわざテーメーカフェに?

 

「こんなところに来なくても、日本で十分にモテるでしょう?」と尋ねてみると、浮かない顔をしている。東京で出会う日本人女性は、将来が医師のイケメンという理由で寄ってくる。

 

「玉の輿願望の女には出会いたくない。ここは肩書に関係なく、裸の気持ちで向き合える。タイの女の子は素直で無邪気。とても可愛い」と言う。

みんなお金が目当て 

「理想の彼女はいましたか?」の質問に、イケメン君は首を横に振る。「確かに、可愛い女の子はいるけど、みんなお金が目当て。一緒に食事して、付き合うこともあるけれど、何回かセックスすれば、お互いに気持ちが覚めてしまう」と寂し気な顔で言う。

遊びだったら気が楽 

「恋愛感情が湧いても、この子は今この瞬間にも、他の男とカネをもらってセックスしているんだと思う。遊びだったら気が楽なんだろうけれども、遊びで女の子と寝たくない。ちゃんと恋愛したい」

可愛い女の子からモーション 

こんな会話を交わしているうちに、可愛い女の子からモーションをかけられた。齋藤飛鳥に似た、綺麗系で神秘的な美しさを備えたタイ人女性。

齋藤飛鳥は、医大生のイケメン君に興味があるようだ。イケメン君も笑顔を向けている。私はそっと席を立った。

日本のファッションヘルス以下のカネで、本番(セックス)ができる 

日本の風俗と比較すると…

Bさんは50代の男性。「うわはっ!はっ!今日は夕方から、2発やった」と、浅黒い顔を上気させている。セックスの体位や挿入角度、ヴァギナの色や形、挿入した感触や胸の揉み心地などを詳細に教えてくれる。

「日本の風俗と比べてどうですか?」との質問に、

「日本のファッションヘルス以下のカネで、本番(セックス)ができる。日本だったらソープランドに行かなければセックスできない」

 テーメーカフェ嬢の不満とは?

「何か不満はありますか?」との問いには、

「最近のタイの女は、みんなコンドームを付けたがる。フェラさえも、ゴムフェラ。見た目は以前よりも可愛くなったけど、昔と比べて質は落ちたね」と言う。

 

「ほんの少し前は、ゴーゴーバーでもペイバーが500バーツ。今じゃ、1000バーツ、1500バーツも当たり前。タイはもう女遊びの国じゃなくなった。テーメーに来る日本の男は初心者ばかりだね。高いし、サービス悪い。ツウはもっといいところへ行くよ」

 

しかし、Bさんは、さらに3発目を狙い、人込みへと消えて行った。

婚活に苦しむ日本の男たち

日本人女性との恋愛・結婚にうんざり

Cさんは40代。東京の商社に勤める。

バツイチだが、身長が177センチで、筋肉質でやせ型。見た目も悪くない。年収は約700万円。千葉に一戸建ての家を持っている。

 

これまで結婚相談所やパーティで女性と出会い、真剣に婚活している。だが、カネと労力を使い果たすだけで、日本人女性との恋愛・結婚にうんざりしているという。

子どもがいると婚活には不利

「僕にそんなに魅力がないこともありますが、別れた妻の方に子どもがいるんです。住宅ローンを払い、養育費も払っています」

 

 30代、40代でバツイチの男は、モテないわけではない。むしろ婚歴があった方が、相手の女性には歓迎される。最近では、バツイチの婚活女性が多いからだ。しかし、子どもがいるとなれば少し話が変わってくる。相手の男に、血のつながった子どもがいることは、結婚を望む女性にとって複雑な思いがある。

 

初婚女性は、魅力があればバツイチ男性でもいいが、子どもがいる人はどうも…と思う人が多い。

タイで婚活? 

「タイで婚活ですか?」という質問には、

「そうですね。みんな若くて、可愛い女の子ばかり。でも、みんな売春婦ばかりじゃないですか? 可愛い笑顔を見せてるけれど、僕以外の男にもそんな態度を見せているんでしょ。営業スマイル」

テーメー嬢との結婚は? 

「テーメーカフェに集う女の子と結婚する可能性は?」との問いかけには、

 

「本当にいい子だったら、結婚してもいいかなって思える。過去は気にならない。ゴーゴーバー嬢、風俗嬢。売春婦であっても。結局、素人や玄人の違いなんて、ない。女はすべて同じ」

Cさんは、露骨に嫌な顔を見せる。

 婚活に疲れる日本の男たち

「どういうことですか?」

「結婚相談所にも登録しているんですが、相手の女性は、実は何人もの男と同時に付き合ってるんです。

 

結婚相談所で紹介してもらって、女性と出会っても、質問ばかりで、刑事の尋問みたいですよ。

 

それでも、男がすべて、高い食事代、デート代を払わせられる。会っても、相手の女性は会社のグチだらけ。本気で婚活する気がるのかと思う。男のカネで遊び、暇つぶしに遊んでいるとしか思えない」

 

Cさんは、疲れたような顔で言う。

「同時交際」はOK

結婚相談所で、気に入った異性が見つかったら、交際を希望し、互いの合意で「交際」がスタートする。

しかし、これは「お試し期間」。

相手の女性が複数の男性と同時に「交際」することは、不道徳なことでも浮気でもなく、相手の男を調べる期間。調査が終了し、本命の男ということで認識した時点で、初めて「1対1」の真剣交際が始まる。

売春婦と同じ? 

「売春婦と同じじゃないかと思えてきて。同時に、複数の男と付き合って、調べ上げているわけでしょ。身体こそ売っていないけれど。将来的を見越した自分の利益しか考えていない。同じようなものじゃないですか?

テーメー嬢の方が純粋?

男はカネのこと、時間もたくさんあるわけじゃないから、複数の女と同時にというわけにいかない。

 

金を払うのは、常に男の方。高級ホテルで食事して、3度会っただけで、セックスもキスもなんもないのに、ドライブデートして10万円くらい支払わされて。テーメー嬢も似たようなものだけれど、1万円以下でちゃんとセックスしてくれる。

 

食事もつきあってくれる。テーメー嬢だって純粋じゃないけれど、セックスしてくれて、楽しませてもらえる。婚活で男を調べ上げている女性よりも、純粋に見えることがあります」

プライドを傷つけられて 

Cさんはまじめな男だ。でも、なんでタイ旅行で、テーメーカフェに。

「本命だった女性がいたんですけれど、結局、二股をかけられていた。それは、お見合いのルール。僕には魅力がないだって……」

女に傷つけられ、しかし、心も身体も慰めてくれるのも女。

勃たない気がして… 

「テーメーで、いい女の子はいましたか?」と尋ねると、

「一言、二言話しただけで、すぐに料金のことを言ってくる。なんだか、しらけますね。結婚相談所のルールで、お見合い期間は肉体関係を持ってはダメで、がんばってデートしているわけですけど、そんな努力もなしに簡単にセックスできる。なんだか、いざ、セックスの段階になっても、勃たない気がして…」

男性は肉体的な快楽が主体 ?

よく女性週刊誌や雑誌、ネットで、「女性にとってのセックスは、肉体的な快楽よりもお互いの気持ちを確認したり実感できることがとても大切」

「男性は逆に肉体的な快楽が主体」みたいなマニュアル的なことが書かれてあって、

「男は性風俗で恋愛感情がないセックスでも満足できる」と断定してますよね。

それって、嘘だと思うんですよ。

男性はもっと繊細な生き物 

男はセックスして気持ち良かったら、カネをもらおうとは思わない。むしろ、お金をたくさんあげたくなる優しい生き物。

 

しかし、女は気持ち良くしてもらって、そのうえ金をもらう。こんな貪欲な生き物はないんじゃないでしょうか? 

 

ぱっと出会っても、込み上げてくる想いがあって、それが恋愛。男性は、自分が好意を寄せ、相手からも好意を寄せてもらわなければ、勃たない生き物。

 

「男性は逆に肉体的な快楽が主体」と、そう断定している女性は、男をまったく知らない。男性はもっと繊細な生き物。ただ、入れて出すだけで、満足できません。そうじゃないですか? 

 

Cさんはテーメーカフェで、女を買うことはなかった。帰国して、再び婚活を始めるらしい。 

2  テーメーカフェに集うタイ人女性たち

 女性は 愛がないとセックスできない!?

「女性は 愛がないとセックスできない」

そういったことをよく聞くが、果たしてそうだろうか?

付き合いもなく、いきなりセックスで始まり、愛が生まれることもあるんじゃないか?

テーメーカフェに集まるタイ人女性に、セックスやお金、恋愛について聞いてみた。

アイドル並みに可愛い  20歳のGカップ美女

シャンプーと名乗る女の子は、20歳。かなり、可愛い。身長は165センチで、モデル並みのスタイル。バストが素晴らしい。Gカップだという。「手術?」と尋ねると、「天然」と笑顔で答える。アイドル並みに可愛い。男たちが次々に声をかけてくる。

セックスは仕事

「女性は 愛がないとセックスできない?」と尋ねると、

シャンプーの答えは「YES」。

しかし、セックスでお金をもらっていることを聞くと、それは仕事だから、と言う。

 

「はあ?」

仕事なのでセックスできる 

彼女の場合、愛がないとセックスできないのだが、このテーメーカフェは仕事なのでセックスできるという。

その矛盾を聞いてみた。

 

「キスは好きな男としかしない。仕事の男はクンニリングスさせない。乳首も舐めさせない。ただ、コンドームをかぶせて、数分腰を振らせて、出させるだけ」

感じているふり 

だから、恋愛感情はわかないし、仕事だという。

「好きな男じゃないと感じない。けれど、感じているふりをしている。男は興奮する。バカだから」

可愛い女の子 

ものすごく可愛い女の子。しかも、20歳という若さ。

その時、突然にシャンプーと私の会話に割り込み、日本人の若い男が私をにらんで牽制してきた。シャンプーは若い男に色目を使う。「仕事」が始まったのだろう。取材を終えたので、私は立ち去った。 

30代の美女の場合

しっとりとした雰囲気の美女 

パームと名乗る女性は、30代。ストレートロングの美しい髪。顔立ちも美しい。スタイルもいい。だが、暇そうに壁にもたれて立っている。私と目が合うと、にっこり微笑む。可愛く、美しい。しっとりとした雰囲気が漂う美女だ。

 

年齢で言えば、このテーメーカフェでは「大奥」になる。テーメーカフェに集まる日本人男性のほとんどは、20代でAKB48や乃木坂46のようなアイドル系の可愛い女の子狙いが多いからだ。

ここが「仕事」 

「ここで何しているの?」と尋ねる。「仕事」とパームは言う。

 

「仕事って、何?」と聞くと、パームは人差し指を床に示し、「ここ」と言う。

彼女の素直さは、たまらなく魅力的だ。

 

テーメーカフェに集まる女の子の多くは、たとえ売春が仕事であっても、「ブティックの店員」「女子大生」といった、別の顔を用意している。その方が、日本の男に好感をもたれやすく、高く自分が売れるからだ。 

こうした小細工ができないところがパームの良さであり、“売れない”原因なのだろう。

日本の男は好き 

「日本人は好きよ」とパームは言う。

 

「病気になったことがあって、日本人男性に病院に連れてもらったり、その男性が過ごすホテルで長い間、休ませてもらったりもした。その間、一度もセックスすることはなかった。あたし、うれしかった。男性にも、こんな人がいるんだって。

もう一度、その人に会えないかなって思う」

デーパートでトイレ掃除も  

パームの目は澄んでいる。可愛く、愛らしい女性だ。

「子どもは?」と尋ねると、

 

「いるわ」との返事。イーサンからバンコクまで、子どもを連れてやってきた。高級デパートのトイレ掃除などをして働いた。しかし、どれだけ働いても、月に1万バーツにもならない。子どもは5歳になる。

1日で、月収と同じ1万バーツの収入 

「ここだったら、一晩で1万バーツ稼げることもある。お金のためよ。子どものため。セックスしてお金をもらうことは、いいことだとは思わない。

 

バンコクでいい仕事を見つけたい。しかし、大学も出ていないし、特別なスキルがあるわけでもない。バンコクは、地方の人にとっては住みにくい」

女はすぐに金になる? 

パームの話を聞きながら、東京で出会った風俗嬢のことを思い出した。東北から東京駅にまで着いた時、所持金は4000円。その日のうちにファッションヘルスで働き、すぐに月収が100万を超えるようになった。客で来た男が、会社の社長で、今はその会社で秘書として働いている。

男はみな、浮気性 

「女性は 愛がないとセックスできない。けれど、男はみな、浮気性。子どもができたら、女を捨てて、ほかの女へと移っていく。セックスしてお金をもらうのは、保険みたいなもの。

 

けれど、それがきっかけで恋愛になることもあると思う。セックスが無くても、私のことを心配して病院に連れて行ってくれる優しい男性もいる。こんなところだけれど、いい人がいたら、将来のことも考えたい」

幸せになりたい 

パームと話していると、彼女へと引き込まれていく気がする。遊びで彼女を抱きたくない。そんな気にさせられる。

 

男も女も、同じものを求め、「幸せになりたい」という単純な願いしかない。しかし、なぜにこんなにも不自由で、不幸なのだろう。神さまは、なぜにオスとメスに分けたのか? 多様な個性を創造させるため? 生命のバトンを未来へとつなぐため?

 

すべての恋愛は、疑似恋愛なのかもしれない。だから、「君の名は」みたいな映画が大ヒットするのだろう。

 素晴らしいほどの美女

プロポーションも抜群

マイは、素晴らしいほどの美女。プロポーションも素晴らしい。ゆるくウエーブしたセミロングの髪。卵形で美しい顔。

 

目鼻立ちもくっきり。唇もシャープ。はっと見つめられたら、逃げることができなくなりそうなほどの美女だ。

 

タンクトップからはっきりとわかるほど、形よく発達した豊満な胸。くびれたウエスト。はち切れんばかりのキュートなお尻。黒革のミニスカートから伸びた真っすぐな脚は瑞々しく張りつめている。年齢は24歳。今が熟れごろ。食べ時だ。

レディーボーイの入店は禁止 

マイは、テーメーカフェに入ることなく、入り口で立っている。なぜなら、彼女はニューハーフ、レディーボーイだからだ。レディーボーイの入店は禁止されている。そのため、テーメーカフェに入ろうとする男に、マイは自慢のプロポーションを見せ、男を誘う。

男なら誰でも振り返るほどの美貌 

彼女は、見た目には完全に女。男なら誰でも振り返るほどの美貌。だが、彼女は完全に手術をしていない。男性器。ペニス、睾丸は付けたままだ。

信じてもらえない

「レディーボーイと言っても、信じてもらえないわね。実際に裸になって、ベッドに入るまで」と、マイは淡々とした表情で話す。

苦労をかけた母親に家を 

イーサンからバンコクへ。貧しい家庭で育った。これまで苦労をかけた母親に家を買ってあげるため、彼女はレディーボーイとなる道を選んだ。

女以上に女らしく、可愛く、美しく、セクシー 

優し気な瞳。柔らかな甘い声。女らしい仕草。どう見ても、「男」には見えない。いや、女よりも、女以上に女らしく、可愛く、美しく、セクシーだ。

 

空を眺めているかのような透き通った目。綺麗な顔立ち。積極的に誘いかけてくる。彼女の美しさに、心が傾いてくる。好きになりそう。

性愛、恋愛そのもの 

セックスは生殖だけではなく、楽しくて気持ちのいいコミュニケーション。ニューハーフ嬢との恋愛は、生殖ではなく、セックス、性愛、恋愛そのもの。純粋な欲望を満たせてくれる相手なのかもしれない。

お金だけが幸せじゃない 

「友だちに誘われて、この世界に入った。楽しい。いろんな出会いがある。愛がないとセックスしても楽しくない。幸せじゃない。お金は必要。けれど、お金だけが幸せじゃない」

連絡先を交換 

マイがスマホを私に差し出す。連絡先を教えて欲しい、という。私は黙ってスマホを渡す。彼女から連絡があったら、私は会うのだろうか?

 

今夜も、たくさんの恋の花が咲き、そして散っていく。バンコクの夜は更けていく。